森なのかのサルや類人猿の生活を覗き見るというシチュエーション
2018年 07月 19日
霊長類の種のうち、9割は熱帯にいて樹上生活をしていると言われています。
そのため、樹上生活をしているサルたちを展示する際、
2~3階部分を窓からみるような造りになっている動物園があったります。
樹冠の部分にあたる高さの小道を歩きつつ、森なのかのサルや類人猿の生活を覗き見るというシチュエーションになります。
上野動物園のテナガザル舎も同じ手法になっています。
でも、木の枝を使って移動するのではなく、檻の鉄骨やロープを使うような形になっています。
木は消耗しやすいので、、維持管理の面から考えれば、仕方ないことかもしれません。
それでも、素晴らしいつくりだと思います。
施設建設や改修には時間や費用を要するし、
時代によって、考え方も変わってきます。
どう時勢に合わせて対応してくか・・・とても難しいことだと思います。
正解はないと思いますが、わたしはこういった「考えられた施設」が増えていったらなと思います。
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by en_dy
| 2018-07-19 07:07
| 動物園学
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